日時:2017年9月13日(水)19:00~22:00(18:45受付開始)
場所:長野市もんぜんぷら座304会議室
持ち物:筆記用具
定員:先着20名
参加費:1000円(当日受付でお支払い下さい)
申し込み方法:次のコンタクトフォームからお申込み下さい(題名は「公開講座に参加したい」を選択して下さい)http://facilitationlab.jpn.org/コンタクト/
学習テーマ提供者:河合宗寛(ウィルダネス・ファシリテーション代表)
学習テーマ:「人間関係のファシリテーション」
テーマ概要:
限られた時間の中で最大の成果を求められることが多い私たちにとって、例えば会議の中で、人間関係を取り扱うことはあまり現実的ではないでしょう。
「無駄なく効率よく、できるだけ短期間で、定量的な成果を出しましょう」
このような価値観の中で私たちは、人間関係や気持ちを取り扱うことを後回しにしがちです。
しかし、そうやって目先の数字やノルマに追われてばかりいると、組織は、その土壌が痩せて、やがて何も収穫できない畑になってしまいます。
朝起きて同僚の顔を思い浮かべた時、「顔見るの嫌だな、出勤したくないな」とそんな気持ちになる職場だったらどうでしょう。求められている成果をあげることができるでしょうか。
皆さんは、効率の良い仕組みやモチベーションの上がる制度など、いかに人を動かし組織の成果を高めるか、ということについて日々工夫を凝らしていることでしょう。しかし、人間関係については見落としたり、後回しにしたりすることが多いのではないでしょうか。仕組みや制度はもちろん大切ですが、人間関係がどのような状態にあるか、ということも組織のパフォーマンスや持続性、健全性に大きく影響します。
人間関係のファシリテーションは、相互信頼に基づく自立的な組織を目指しています。しかし、すぐに劇的な成果が得られるものでもなければ、定量的に測ることも難しいものです。それでも、私たち人間にとって極めて大切なものです。
また、人間関係のファシリテーションは、時間をかけてコツコツと取り組んだその先に初めて成果を実感できる、いわば筋トレのようなものだと言えます。そしてそれは、ファシリテーターだけのものではなく、誰もが日々現場の中で、意識して取り組むことができるものです。

今回の勉強会では、次のような事柄について、グループワークを通じて体験的に学んでみたいと思います。

・人間関係のファシリテーションとはどういうことか?
・どのような点に着眼するのか?
・明日から現場で取り組めるのはどんなことか?
・今後ファシリテーションをどのように学んでいったらよいか?